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  • 様々な組織で抱える課題は「うちだけ特別」ではないという現状を認識しよう。

    2017.04.23

    桜の花が綺麗に咲いていますね。各地でのお花見も盛り上がっているようで、ココロオドル季節になりました。
    さて、先週今週と町内会などのいろいろな総会に参加させて頂き、抱えている課題や要望を聞かせてもらいました。
    どこの町内も「うちの町内会には若い人が来ない」と頭を抱えていました。また同時に役員の高齢化と固定化が深刻で担い手が不足していると聞かされました。
    特に、児童民生委員や安全パトロール隊をやってくれる人が壊滅状態という町内もあります。基本ボランティアで運営していく組織の担い手不足というのは政治家も問題をしっかりと認識しなければいけないですが、自分たちが住む街を自分たちで良くしていくという気持ちがなければ街は絶対に良くなりません。
    何よりも、それぞれの地域の実情を隅々まで把握していない行政がトップダウンでやることには疑問も感じますし、【隅々まで】私たち政治家が【実情を】【しっかり把握】するというのは限界があります。

    ここで気をつけなければいけないのは、担い手不足は「うちの町内会」だけではなくどこの町内会でも課題となっているということです。
    まずは若手が来やすいような環境を作ること、暮らしやすい街にしていくのは町内会長でも行政でもなく私たち自身であるという自覚を持つ事が何よりも重要だと思います。
    また、役職者だけが様々な事を負担するのではなく、自分が出来る範囲で協力して貰えるように細分化していく事が重要だと思います。
    一人の人が大変そうにしているのを周りが見てると、そりゃやりたくなくなるよねという話をさせて頂きました。

    もう一度言いますが、自分たちが住む街を自分たちで良くしていくという気持ちがなければ街は絶対に良くなりません。
    町内会や様々なボランティア組織がどんな役割を果たしているのかを、地域の人にしっかりと認識してもらうことからスタートしなければ、ますます担い手不足は進むのではないでしょうか。