BLOG

  • 先進地視察3日目 小布施町

    先進地視察3日目 小布施町
    先進地視察の全日程を終え、今から秋田に帰ります。
    今日の視察では、小布施町での『協働と交流のまちづくりの現状と今後の方向性について』をテーマに勉強させていただきました。

    小布施町は人口1万5千人で、地理的な規模も長野で一番小さな町ですが、年間の観光客が100万人を超えます。
    1万5千人と言えば、外旭川地区の規模とだいたい同じです。
    驚いたのは、人口減少により一時は9千人近くまで減ってしまったそうですが、見事にV字回復をしたという事です。
    また、全国的に6次産業化や地方創生に取り組むはるか前からそれらに取り組んでいたと言う事です。

    今の町長が就任してからは『とにかく町民の話を聞こう』と毎年各地区に自ら出向き、行政課題をオープンにし住民理解を得るよう努力し、また、住民からは各地区の課題をしっかりと聴く姿勢でいるそうです。
    そして、町民からの要望には決して無理とは言わないそうです。法律や規制により出来ない場合でも、なるべく意向に沿えるように一緒に解決方法を探すそうです。

    また、まちづくりを進める上で大切にしているのは『若い人の意見やアイディアをどんどん取り入れていく』事だそうです。
    持続可能なまちづくりをしていく上で、これは絶対に必要なことだと続けているそうです。
    当然高齢者からも反発を受ける事はあるようですが、そこはしっかりと町長自らとことん説明をし
    ます。
    行政側は自分達がまちづくりを主導するのでは無く町民と一緒にやっていく。
    町民は、行政に頼らずに自分達で町を良くしていく。
    そんな意識が感じられた視察でした。

    もっと書きたい事は山ほどありますが、明日から少しずつまとめていきます。
    また、11月12日には先進地視察報告会もありますので、書き切れないことや、視察をどう反映させていくかなどを聞きに来て頂ければ幸いです。

    一緒にまちづくりをしていきましょう。