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  • 人里で生まれ育ったクマ対策

    こんばんは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。
    今日は一般質問2日目で、自民党の鈴木雄大先生、鈴木健太先生、みらいの三浦英一先生が登壇しました。
    雄大先生からは、地域医療構想、関係人口の創出、ツキノワグマ対策などが質問されました。人里に住み着いているツキノワグマの対策は急務です。一世代前までは、山里で育ったツキノワグマが人里に近づくという環境でしたが、時が経ち、今ではそもそも人里で育ったツキノワグマが多くいるそうです。
    本来クマは臆病な動物なので、人間や他の動物を見ると逃げる習性がありましたが、昨今人里に現れているクマはそもそも人里近くで生まれ育ったため人間への恐怖心を持っていない可能性が高いそうです。また、住宅街では猟銃も使えませんので、猟友会の方も正直対策に困っているとのことです。
    共存が望ましいですが、襲われては意味がありません。山に帰ってもらう対策を早急に行わなければいけませんね。

    本会議終了後は、地域医療構想についてのレクチャーを受けました。高齢化がさらに進み、医療費の負担は財政を圧迫しているというのが現状です。しかしながら、地域によって医療格差があってはいけません。
    また先日公表された資料では、そもそも実績数の算定などで不公平感も強いように思います。様々な角度からこの問題に向き合っていこうと思います。